部材は機種別ではなく症状別に積む
車両に積む部材を機種ごとに揃えると、台数の少ない機種の部材がいつまでも減らず、よく出る症状の部材が足りなくなります。三年分の作業記録を症状別に数えると、上位の五つで全体の七割を占めていました。この五つの部材を全車に積み、それ以外は事務所から取り寄せる。単純な話ですが、二度目の訪問がほとんどなくなります。
停止時間の測り方と減らし方
セルフサービス機の稼働状況は、1台あたり月間の停止時間で測ります。これを減らすために必要なのは三つです。障害の早期検知、拠点の近くに確保した交換部品、そして重要拠点を先に回る保守ルートです。適切に設計した予防保守計画は、障害対応の訪問の多くを未然に減らし、店舗で生じる待ち時間も同時に減らします。店舗から最も多くいただくご質問の一つが「一日で回れない距離の拠点」です。
受付の五分が移動の三時間を節約する
故障の連絡を受けたとき、症状をどこまで絞れるかで結果が変わります。表示は出ているか、音はするか、どの段階で止まるか。三つ聞くだけで、持って行く部材はかなり絞れます。拠点の担当者に専門知識は要りません。確認の手順を紙にして渡しておけば、電話口で読み上げてもらうだけで済みます。